法政大学教授の越智啓太氏は、マッチングアプリのプロフィール写真に写るペットが、女性の男性に対する印象を大きく左右すると指摘する。ペットの存在から、女性は男性の男らしさや甲斐性、交際の本気度まで見極めているという。
ペットが写ったプロフィール写真の効果
人々はプロフィール写真からさまざまな特徴を読み取ろうとする。セルフィーかポートレートかで違いが生じるなら、写真に一緒に写っているものも影響を与えるだろう。そのひとつがペットだ。
プロフィール写真にイヌが写っている場合とネコが写っている場合、どちらがモテるか、どちらが好印象か。これは、意識的というより無意識的に印象に影響を及ぼす周辺ルートの要因だと考えられる。
Tinderの2400件のプロフィールを分析
デュルンベルガーとシュプリンガーは、オーストリアのウィーンと東京で、マッチングアプリ「Tinder」にアップされているプロフィール写真を分析した。Tinderには最大9枚のプロフィール写真を掲載できる。
合計2400件のプロフィールを構造化されたチェックリストで観察・コード化して分析したところ、動物を写した写真があるプロフィールは全体の約16%だった。
イヌとネコ、どちらがモテるか
研究では、イヌを飼う男性は「甲斐性」があると評価され、真剣な交際をアピールできることが示された。一方、ネコを飼う男性は女性的で神経質だと評価される傾向があり、交際相手としては不利に働く可能性がある。
女性はイヌが写った写真で男性を品定めする傾向があり、ペットの選択が交際の成否に影響を与えることが示唆された。



