俳優の新木優子さん(32)が、Netflixシリーズ『SとX』でヒロインの市之瀬佑美役を演じている。主人公のセックスセラピスト・霜鳥壱人役の中島健人さんとの共演や、自身の20代半ばの転機について語った。
中島健人演じる霜鳥先生へのリスペクト
オファーを受けた際、新木さんは原作を読み、「純粋に作品がとても面白く、センシティブな内容ではありながら、多くの人がどこかで抱えている悩みを真正面から取り上げていると感じました」とコメント。「私自身も佑美というキャラクターにも共感できる部分がありましたし、霜鳥先生の言葉からは性に関することだけではなく、精神面についても多くのことを学びました」と語る。
中島さんが演じる霜鳥先生については、「想像していた以上の霜鳥先生でした。中島さんが演じることで、霜鳥先生の優しさや気遣いがより伝わってきました」と絶賛。撮影中も「暑い時期の撮影だったので、汗をかくことへの対策を徹底されるなど、周囲へ相談しながら対処する姿勢が本当にすごいと思いました」とプロフェッショナルな一面を明かした。
アナウンサー役への挑戦
佑美はアナウンサー役ということで、新木さんは発声や滑舌のレッスンを受けた。「発音の仕方や、濁音の発声、聞き取りやすい発音など、本当に細かな部分まで学び、普段は気にならないようなことまで意識するようになりました」と振り返る。実際のアナウンサーから教わったことで、「ニュースでは『日本』を『ニッポン』ではなく『ニホン』と読むなど、読み方が統一されていることを知り、とても驚きました」と新たな発見もあった。
自分を大切にする方法
佑美に共感した点について、新木さんは「佑美には昔の自分と重なる部分がありました。当時の私は、自分の言いたいことや思っていることがあっても『周りはどう思うだろう』『こうしてほしいだろうな』と考えすぎてしまい、気持ちを言えなかったり、本心とは違うことを言ってしまったりしていました」と説明。
自分の思いを伝えられるようになったきっかけは、「自分の思ったことを伝えなければ、相手には伝わらないと実感した時期がありました」とし、「伝えてみると、自分の中にあったモヤモヤやストレスがすっとなくなっていく感覚がありました」と明かす。それが20代半ば、25歳頃だったといい、「今振り返っても、自分にとって大きなターニングポイントだったと思います」と語った。
最後に、この作品について「真面目な人ほど自然でいようとして、かえって自分を作り込んでしまうことがあります。一度深く考えすぎずに、自分の思ったことを伝えてみることは、コミュニケーションにおいてとても大切だと思いました」とメッセージを送った。



