村上隆の大規模回顧展、オーストラリアで初開催
アーティスト・村上隆の大規模回顧展が、2026年12月5日から2027年7月18日まで、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館で開催される。オーストラリア初の大規模回顧展となり、世界初公開の新作を含め、村上の約30年にわたる創作の歩みが紹介される。
同美術館と村上による共同企画で、1990年代の革新的な試みから最新の新作まで、絵画、彫刻、映像、大規模インスタレーションなどが一堂に会する。展示の見どころの一つは、現在村上のスタジオで制作が進められている新作群。これらの作品は、村上の創作プロセスが日本美術史と深く結びついていることを示す貴重な機会となる。
本展は2026-27年シドニー・インターナショナル・アート・シリーズの一環として、シドニー限定で開催される。同シリーズは、ニュー・サウス・ウェールズ州政府が観光・イベント機関デスティネーション・ニュー・サウス・ウェールズを通じて実施する取り組み。
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館館長のモード・ページ氏は、「村上隆氏の唯一無二のビジョンは、現代の視覚文化に対する私たちの理解を大きく変えてきました。本展は、その喜びに満ちた創造の世界に直接足を踏み入れ、驚異的な作品世界の全貌を体感できる貴重な機会となるでしょう。私たちは、村上氏との長年にわたる関係を大切にしており、この展覧会の企画にご一緒できることを大変うれしく思っています。そして、この展覧会をオーストラリア各地、さらには海外からの来場者の皆さまにもお届けできることを誇りに思います」とコメントしている。



