小泉今日子さん、ファンと森づくり 還暦ツアーで祝い花辞退し苗木3000本
小泉今日子さん、ファンと森づくり 還暦ツアーで苗木3000本

歌手で俳優の小泉今日子さんが、2026年内の活動休止を発表する中、ファンと共に豊かな森づくりに力を入れている。還暦記念ツアーで祝い花を辞退し、その代わりに寄付を募り、宮城県栗駒山にドングリの苗3000本を植える「明日の森プロジェクト」を進めている。

祝い花の代わりに苗木を

小泉さんは今年2月に還暦を迎え、1月から還暦記念ツアー「KK60~コイズミ記念館~KYOKO KOIZUMI TOUR 2026」で全国を回った。その最中の5月10日のツアー終了後から、「年内のお仕事は全てお断りさせていただきます」と年内の休養を宣言した。

ツアーでは、ファンや関係者からの祝い花やプレゼントを辞退し、代わりに寄付を募る選択肢を用意した。その一つが、地元で育てられたドングリの苗を3千本植える「明日の森プロジェクト」だ。

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きっかけはラジオ番組での議論

森づくりプロジェクトのきっかけは、小泉さんがパーソナリティーを務めるTBSラジオ番組「サステバ」での議論だった。リスナーから「クマが里に下りてきて駆除されるニュースに胸が痛む」という声が寄せられた。

「クマだって悪くないし、人間も生活しなければいけない」。長い目で見て、森の環境が十分に守られれば、クマのすみやすさにつながるのではないかと考えた。

一緒に出演する、「みんな電力」を展開する電力小売りベンチャーのUPDATERの大石英司社長から、森林保全を行うNPOエコラ倶楽部につながり、具体化した。

「もったいない」という思いから

ちょうど全国ツアーの準備も進んでおり、コンサートの場を活用することになった。小泉さんは以前から、会場に届く祝い花が役目を終えれば多くが処分されることに疑問を感じていたという。

「きれいだけれど、もったいないなと思っていました。ファンの方も高いチケット代を払ったうえで、プレゼントまで用意してくださる。でも私は使い切れないし、心が痛む部分もあったんです」

その思いを別の形で未来につなげたいと、「みんなで一つのものを育てる目標に使えませんか」と呼びかけ、多くのファンが応えている。寄付は一口1千円からとなっている。

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