俳優の浅田美代子(年齢非公表)が16日、都内の斎場で営まれた中村玉緒さんの通夜に参列し、涙ながらに追悼の言葉を述べた。中村さんは今月9日、肺炎のため86歳で亡くなった。
「思い出がありすぎて」
浅田は報道陣の取材に対し、「思い出がありすぎて。一緒に旅する番組があったんですけど、それももうめちゃくちゃ面白くて。旅ってずっと一緒にいるから、すごく仲良くなってですね」と故人を偲んだ。通夜で中村さんの顔を見た感想については、「今日顔を見れて、本当にきれいで良かったと思って」と語った。
勝新太郎さんから怒られたエピソード
浅田は中村さんの夫で俳優の勝新太郎さん(故人)とのエピソードも披露。「パパさん大好きだったからね、玉緒さん。何があってもパパさん、パパさんって。昔、勝さんとお呼びした時にすごい怒ったんですって。そしたら勝さんが『玉緒、その顔だ。覚えとけ。芝居はこれで行くって言われたんですわ』って。すごいでしょって」と夫婦のユニークなやりとりを明かした。
その上で、「大好きだったんだなって。今やっと、2人で誰にも邪魔されず仲良くしているのかなって思います」と話し、天国での再会を願った。
中村玉緒さんの経歴
中村さんは1939年7月12日生まれ、京都府出身。1953年に映画『景子と雪江』でデビューし、54年に大映と専属契約。60年公開の『ぼんち』『大菩薩峠』で第11回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した。バラエティー番組『さんまのスーパーからくりTV』などでも活躍した。
訃報は所属事務所の長良プロダクションが12日に文書で発表。「弊社所属の俳優 中村玉緒(本名:奥村玉緒)が、2026年6月9日(火)、肺炎のため享年86歳にて永眠いたしました」と報告し、「生前に皆様から賜りましたご厚情に心より感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と伝えた。



