長崎に原爆が投下されてから丸81年を迎えた18日、兵庫県相生市役所で平和祈念式典が営まれ、市庁舎前にある「長崎の鐘」を被爆者や市民らが鳴らし、恒久平和や核兵器廃絶を訴えた。
長崎市から贈られた鐘
この鐘は、長崎市の平和公園にある「長崎の鐘」のレプリカ。水上競漕競技「ペーロン」を通した両市の交流都市提携を記念し、平成14年に長崎市から贈られた。翌年以降、広島・長崎の原爆の日と終戦の日に鐘を鳴らす式典が営まれている。
被爆者の思い
今月9日の式典では、原爆投下時刻の午前11時2分に参列者全員で黙禱をささげたあと、鐘を打ち鳴らした。式典には、長崎で被爆したあと相生に移住した高崎キヲさん(87)が参列し、谷口芳紀市長や子供らと一緒に鐘を鳴らした。高崎さんは「二度とこんなことが日本で起こってほしくない。昨年は体調がすぐれず参加できなかったが、体が動く限りこの鐘を鳴らし続けたい」と思いを新たにしていた。



