鈴鹿央士、初の海外映画祭で韓国ファン熱烈歓迎「楽しんでもらえた」BIFANワールドプレミア
鈴鹿央士、初海外映画祭で韓国ファン熱烈歓迎

俳優の鈴鹿央士が7月12日、韓国・プチョン(富川)で開催中の「第30回プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」に参加し、主演映画『藁にもすがる獣たち』(9月25日公開)のワールドプレミア上映に登壇した。鈴鹿にとって初めての海外映画祭参加となり、会場には約180人のファンが詰めかけ満員に。上映後には100人を超えるファンがサインを求めて長蛇の列を作るなど、熱烈な歓迎を受けた。

記念すべき30周年の新設部門に出品

同映画祭は1997年に創設され、愛・幻想・文化をテーマに毎年約300作品を上映。今年30周年を記念して新設されたSignature部門(ガラ・セクション)に本作が正式出品され、ワールドプレミアの場となった。鈴鹿は登壇前に「初めての海外映画祭なので、韓国語であいさつできたらと思って練習しました。うまく言えたらいいなと思います」とコメント。緊張した面持ちで本番に臨んだ。

韓国語あいさつで会場沸かせる

満員の観客から大きな拍手で迎えられた鈴鹿は、「こんにちは、鈴鹿央士です!初の海外映画祭への参加で、皆さんにお会いできてとてもうれしいです。ありがとうございます。プチョン、ヤッホ!ジプラギ(藁)、ヤッホ!」と韓国語であいさつ。韓国で流行しているフレーズも交えたスピーチに、会場からは大きな歓声が上がった。

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役作りと“優しさ”が核の主人公

その後のQ&Aでは、役作りについて「寛治は“優しさ”が核にある人間。お金はもちろん、おばあちゃんの存在にもすがりたいと思っている。唯一の家族を守りたいという思いが、1億円を奪う行動につながっている。“優しさ”が核にあるという考え方は、寛治らしい役作りだったと思います」と語った。

劇中のおばあちゃんとのシーンについては、「おばあちゃんがくれるプレゼントが車のおもちゃだったり、寛治のいろんな思い出を入れている」と説明。さらに「おばあちゃんが寛治を叩くシーンは何を使うのがいいかということもずっと考えていた。キッチンのお玉がいいのか、木魚が良いのか…最終的に木魚の棒になりました」と明かし、会場の笑いを誘った。

ファンの反応に実感

上映後には100人を超えるファンがサインを求めて列を作った。終了後、鈴鹿は「温かくて優しい皆さんに迎えていただきうれしかった。エンドロールが終わると大きな拍手が上がったのを聞いて、登壇するときに観客の皆さんの顔を見て、ちゃんとこの映画を楽しんでもらえたなと実感できました」と笑顔で語った。

日本公開への期待と今後の展開

さらに、「日本での公開も待ち遠しいですし、早く日本の皆さんにも観ていただきたい。映画館で映画を観るという体験がこんなに楽しいんだと実感させてくれる95分になっています。公開を楽しみにしていてください」とメッセージを送った。本作は、カナダで開催される「ファンタジア国際映画祭」(7月16日〜8月2日)の長編コンペティション部門にもノミネートされている。

『藁にもすがる獣たち』は、江戸川乱歩賞作家・曽根圭介氏の同名小説を、城定秀夫監督と脚本家・小林靖子氏のタッグで映画化。偶然手にした1億円をきっかけに運命を狂わせていく大学生YouTuber・佐藤寛治を鈴鹿が演じ、共演に成宮寛貴、森七菜らが名を連ねる。

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