映画『さとこはいつも』(9月18日公開)の追加キャストが発表され、オダギリジョーと青木柚の出演が決定した。本作は、沖田修一監督の長編映画デビュー20周年を記念した完全オリジナル作品。年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」という女性たちの人生が交差する物語である。
オダギリジョーと青木柚の役どころ
オダギリジョーは、有村架純演じる35歳の沙都子と6年にわたる不倫関係を続ける印刷会社の営業担当・村本健吾役を演じる。ろくでなしぶりを発揮しながらも、どこか憎めないキャラクターだ。一方、青木柚は沙都子が働く映画配給会社に入社する天真爛漫な後輩社員・嶋雄介役を務める。
ストーリー詳細
映画配給会社に勤める35歳の沙都子(有村架純)は、宣伝プロデューサーとして韓国映画の日本版ポスター制作やキャッチコピーを巡り、社長の松永(川瀬陽太)や先輩の工藤(島田桃衣)、後輩アシスタントの北島(中井友望)と意見が衝突し、日々モヤモヤを募らせている。そんな中、韓国カルチャーが大好きだという新入社員の嶋(青木柚)が宣伝部にやってくる。
私生活では、不倫相手の村本(オダギリジョー)との関係が6年目を迎え、倦怠期に突入。ある日曜日、束の間の幸せな時間を過ごした後、本来なら泊まるはずだった村本は妻からの連絡で帰ってしまう。一人部屋に残された沙都子が窓の外を見ると、不審な女の姿が。その女は村本の妻(中村優子)で、手には刃物を持っていた――。
キャストコメント
オダギリジョーは「この映画の人たちは、おおよそ『塩辛』が好きだ。海外の観客は『なんてグロいものを食べてるんだ』と震え上がるんじゃなかろうか」とユーモアを交えつつ、「それぞれの『さとこ』は現実に向き合い、物語を綴り始める。沖田監督は独特なユーモアを持って、それぞれの『さとこ』と『塩辛』を優しく見つめている」とコメント。
青木柚は「自分を通りすぎていったあれやこれを、ふとした時にまあまあ面白いかもと思うことがあります。言葉にできないくらいキラキラした巡り合わせや、うまく笑えなかった頃。『さとこはいつも』を観て、いつか軽やかに物語にできたらなとちょっぴり思いました。沖田監督の映画は自分にとって特別なものです」と語った。
沖田修一監督の歩み
沖田修一監督は、短編映画の自主制作を経て、長編作品『このすばらしきせかい』(2006年)でデビュー。『南極料理人』(2009年)が大きな話題となり、2009年度新藤兼人賞金賞を受賞。『横道世之介』(2013年)では第56回ブルーリボン賞最優秀作品賞などを受賞。その他の監督作品に『モヒカン故郷に帰る』(2016年)、『モリのいる場所』(2018年)、『おらおらでひとりいぐも』(2020年)、『さかなのこ』(2022年)、ドラマ「0.5の男」(2023年/WOWOW)、「探偵さん、リュック開いてますよ」(2026年/EX)などがある。星野源や乃木坂46のMVも手掛けている。



