俳優の原菜乃華とACEesの作間龍斗がダブル主演を務める映画『ないものねだりの君に光の花束を』(11月20日公開)の予告映像とメインビジュアルが公開された。今作は、汐見夏衛氏の同名小説を実写映画化したもので、10代を中心に支持を集める作品だ。
予告映像に込められた2人の物語
予告映像は、すべてにおいて普通で個性がないことをコンプレックスに感じる高校生・影子(原)のモノローグから始まる。「彼はいつだって、誰よりも輝いていた」という言葉とともに、アイドルとしての仕事も学業も完璧にこなす真昼(作間)の姿が映し出される。
一見正反対に見える2人だが、思いがけず図書委員を務めることになり、図書室で過ごす時間の中で少しずつ心の距離を縮めていく。影子は自分にない“特別なもの”を持つ真昼に引け目を感じ、自身の平凡さを卑下する。しかし真昼は、影子が自分では気づけずにいた魅力を見つけ、まっすぐに肯定していく。
すれ違いと明かされる真昼の過去
そんな中、真昼が何気なく発した「お前はいいな。普通だから」という言葉がきっかけで、2人の間にすれ違いが生まれる。“普通”であることに悩み続けてきた影子は、「どうせ私は普通だよ。うらやましいよ、そんなにいろいろ持っててさ」と、抑えていた感情をぶつけてしまう。
しかし、「あの頃、私は大きな思い違いをしていた」という影子のナレーションとともに空気は一変。完璧で誰よりも輝いて見えた真昼が抱えていた壮絶な過去と痛みが、少しずつ明らかになっていく。「俺は特別なんてほしくなかった」と影子を突き放す真昼、そして涙ながらに訴える影子の姿が描かれる。
公開されたメインビジュアルと作品の見どころ
予告映像の最後には、光の中にいた真昼と影の中にいた影子が、それぞれ抱えてきた孤独と痛みが交差し、真昼に手を差し伸べる影子の姿が映し出される。“本当の自分”と向き合う2人が織りなす旅の始まりに、期待が高まる内容となっている。
併せて公開されたポスタービジュアルは、2人が絆を深めていく図書室を背景に、真昼に手を差し伸べる影子の姿を活写。まるで影子の存在が真昼の心に光を灯すような、ぬくもりに満ちたビジュアルに仕上がった。
大切な人に「生きていてほしい」と願うこと、その人の手を離さないこと――それがこの世界で最も強い“絆”だったと物語は描く。観客に光の花束を届けるような、絶望が希望へと変わるラストが待ち受ける。



