アン・ハサウェイとジェシカ・チャステインが共演するサイコ・スリラー『隣人たち』(2026年7月24日公開、提供:カルチュア・エンタテインメント、配給:ギャガ)の本編映像が公開された。
『隣人たち』とは
本作は、ベルギーのアカデミー賞と呼ばれるマグリット賞で監督賞・作品賞含む史上最多の9部門を受賞し、ベルギー映画史を塗り替えた『母親たち』(2018)のハリウッドリメイク。監督は『青いパパイヤの香り』(1993)や『博士と彼女のセオリー』(2014)などで撮影監督として活躍するブノワ・ドゥロームが務め、長編映画監督デビュー作となる。最愛の息子を失ったセリーヌをアン・ハサウェイ、セリーヌの隣人で親友のアリスをジェシカ・チャステインが演じる。
本編映像の内容
公開された映像では、最愛の息子を失った悲しみから精神の均衡を失い、狂気へと変貌するセリーヌの姿が捉えられている。アリスの息子テオは「悲しい?」「マックスはどこ?」「埋めちゃうの?」と純粋な疑問を投げかけるが、その親密な光景にアリスは不安を募らせる。セリーヌがテオに自身の息子を投影しているかのような危うさを感じたアリスが「テオ、何してるの?」「戻って」と呼び戻そうとする中、振り返るセリーヌの虚ろな表情はホラー映画のような不穏な空気を漂わせ、喪失感が狂気へと変貌する過程を予感させる。
監督のコメント
監督は「これは正気を失っていく人物の物語であり、非常に感情的な作品です」と語る。「心理的に極めて過酷な領域に踏み込む時、たとえ演技であり、俳優たちが自らを守る術を知っていたとしても、その感情は心の奥深くまで届いているのです」とコメント。さらに、「ジェシカ・チャステインもアン・ハサウェイも母親であり、感情を深く掘り下げなければならない脆弱な立場に俳優を置く指揮官となることは、時に困難でした。監督としての技術的な部分はこれまで多くの監督と密接に仕事をしてきたので熟知していましたが、ある日突然、今日は俳優たちに非常に苦痛を伴う演技を求めるシーンを撮るのだと気づく。その側面は私にとってまったく未知のもので、予想以上に深い衝撃を受けました」と振り返っている。
ストーリー
1960年代アメリカ、大都市郊外の隣同士の家に住む親友のセリーヌ(アン・ハサウェイ)とアリス(ジェシカ・チャステイン)。お互い裕福な家庭で同い年の一人息子を持つ二人は、完璧で幸せな生活を送っていた。しかしある日、セリーヌの息子が不幸な事故に遭ったことで関係性は一変。喪失感に苦しむセリーヌは次第にアリスの息子テオ(イーモン・オコンネル)に心を通わせるようになる。その様子に疑念を持ち始めるアリス。彼女は私の家族を奪おうとしているのか?それともただの思い違いか……。徐々にアリスの行動はエスカレートし、やがて二人は狂気と妄想の渦に飲み込まれていく。
出演者・スタッフ
- アリス:ジェシカ・チャステイン
- セリーヌ:アン・ハサウェイ
- サイモン:アンデルシュ・ダニエルセン・リー
- ダミアン:ジョシュ・チャールズ
- テオ:イーモン・オコンネル
- マックス:ベイレン・D・ビエリッツ
監督・撮影監督:ブノワ・ドゥローム、脚本:サラ・コンラット、原作:オリヴィエ・マッセ=ドゥパス『母親たち』。© 2023 MINSTINCT INC. ALL RIGHTS RESERVED.



