秋田・刈和野の大綱引きで7000人が熱戦 上町が2年ぶり勝利を収める
秋田・刈和野の大綱引き 7000人熱戦で上町が勝利

秋田・刈和野で500年の伝統行事「大綱引き」開催 7000人が熱戦

秋田県大仙市刈和野地区において、10日夜に小正月行事「刈和野の大綱引き」が盛大に執り行われました。この伝統行事には、地元住民や観光客を合わせて約7000人が参加し、巨大な綱を力強く引き合う熱戦が繰り広げられました。

国の重要無形民俗文化財に指定される500年の歴史

刈和野の大綱引きは、約500年前から続くとされる由緒ある行事であり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年、地元住民らが手作りで製作する上町(二日町)の「雄綱」と下町(五日町)の「雌綱」を結び合わせて競い合うのが特徴です。

雄綱は全長64メートル、雌綱は50メートルにも及び、その巨大さが圧巻です。これらの綱は、地域の結束と伝統の象徴として、毎年丁寧に作り上げられています。

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18分間の熱戦 上町が2年ぶりの勝利

行事は午後9時、行事を仕切る「建元(たてもと)」の代表が綱の結び目から飛び降りたのを合図に開始されました。参加者たちは、建元が振るちょうちんの動きや「ジョウヤサノー」という独特のかけ声に合わせて、一斉に綱を引き合いました。

今年の勝負は昨年よりも5分長い18分間に及び、白熱した戦いが展開されました。その結果、上町が2年ぶりに勝利を収め、会場には大きな歓声が響き渡りました。

勝利の喜びと来年への決意

上町の建元を務める佐々木智弘さん(58)は、勝利の瞬間に満面の笑みを浮かべ、「最高の気分です。この瞬間のために頑張ることができました」と喜びを語りました。一方、下町の綱を引っ張った秋田市の自営業、桑原健さん(60)は、「冬の寒さにもかかわらず、汗だくになるほど熱中しました。来年はぜひ勝ちたいですね」と、来年に向けた強い意欲を示しました。

この大綱引きは、単なる勝敗を競う行事ではなく、地域の絆を深め、伝統を次世代に継承する重要な役割を果たしています。参加者たちの熱気と一体感が、寒空の下で輝く伝統の光景を創り出していました。

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