片岡市也、初の自主公演「市也乃会」開催へ 映画「国宝」に刺激受け「全力で踊りたい」と意気込み
片岡市也、初の自主公演「市也乃会」開催へ 映画「国宝」に刺激

若手歌舞伎俳優・片岡市也、初の自主公演「市也乃会」を開催へ

若手歌舞伎俳優の片岡市也が、2026年4月11日に出身地である埼玉県越谷市のサンシティ小ホールにおいて、初めての自主公演「市也乃会」を開催することが決定した。この公演は、映画「国宝」から大きな刺激を受けた市也が、自らの芸術的挑戦として企画したものだ。

「いろんな今が重なった」と意気込み

市也は公演に向けて、「体が動いて踊れる今、歌舞伎が注目されている今、協力してくれる人がいる今、といういろんな今が重なった。全力で踊りたい」と熱い意気込みを語っている。大学卒業後に歌舞伎の世界に入り、楚々とした風情が魅力の女形として活躍する市也にとって、この自主公演は新たな飛躍の機会となる。

披露する演目とその魅力

公演では、木下兵吉(木下藤吉郎)が楽しげに舞う素踊り「猿舞」と、ごっこ遊びをして子どもをあやす子守の少女を演じる歌舞伎舞踊「三ツ面子守」の二演目を披露する予定だ。

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特に「三ツ面子守」については、市也が「挑戦してみたかった演目」と明かし、その難しさと魅力を次のように語っている。

  • 表現の難しさ:「子どもと大人の中間を所作で表現するのが難しい」
  • 曲の魅力:「曲はパワフルだし、お面を取り換えていくので飽きさせない」

さらに市也は、「映画『国宝』で取り上げられたのはきれいな踊り。公演ではおかしみのある踊りで、歌舞伎の別の面を見せたい」と語り、観客に多様な歌舞伎の魅力を伝えたいという思いを強調した。

多彩なゲスト出演で華を添える

公演には、市也と親交のある元歌舞伎俳優の小坂部颯大が「春の調べ」を踊り、越谷市で民謡を教える市也の祖母・阿部基華らが「越谷民謡の彩」を演奏する。これにより、公演にさらなる深みと華やかさが加わる見込みだ。

自主公演がもたらす成長の機会

なかなか大きな役がつかない「名題下」という立場の市也にとって、運営全般を自身で担う自主公演は大きな成長の機会となる。市也は「自分の限界を熱意で補う」と力を込め、公演成功への決意を新たにしている。

この公演は、若手俳優が自らの芸術性を追求し、歌舞伎の新たな可能性を探る貴重な試みとして、関係者やファンから大きな期待が寄せられている。

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