奈良市の東大寺で13日、第225世別当(住職)および華厳宗管長に橋村公英大僧正(69)が就任したことを披露する晋山式が厳かに執り行われました。橋村別当はこれで2期目となります。
荘厳な儀式の様子
だいだい色の法衣と金色のけさに身を包んだ橋村別当は、こしに乗って南大門から移動を開始。中門をくぐって降りると、堂々とした足取りで大仏殿へと進みました。その姿は、参列者たちの深い感銘を呼びました。
平和への祈り
本尊の盧舎那仏の前で営まれた法要では、橋村別当が奉告文を朗読。世界各地の戦火で攻撃や報復が繰り返される現状に触れ、「世界が少しでも穏やかになり、多くの人々がそれぞれの命を全うできるよう」と心から願いました。この祈りは、会場に静かな感動を広げました。
橋村別当の経歴
橋村別当は奈良県出身で、1962年に入寺。東大寺執事長などを歴任し、2022年に第224世別当に就任しました。その後、今年2月の選挙で再選され、今回の晋山式に至りました。その長年の経験と信仰への深い理解が、多くの信者から信頼を集めています。



