第84期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ特別協賛、和倉温泉日本の宿のと楽協力)の第3局が、7日と8日の両日に石川県七尾市の和倉温泉で指される。44年ぶりの名人戦開催に向け、地元の人々は対局者に振る舞われる勝負メシや勝負おやつを準備し、能登半島地震から復興途上の能登をアピールしている。
能登の魅力を発信する取り組み
和倉温泉は、珠洲や輪島など奥能登の玄関口とも言われる。名人戦を機に「能登に改めて目を向けてほしい」と、会場となる「のと楽」などが呼びかけ、市内にある能登ゆかりの21店舗が参加した。メニューブックには、能登の食材を使った料理8品、おやつ9品、ドリンク8品の計25種類のメニューが並ぶ。
参加店舗とメニューの詳細
製茶問屋「田尻虎蔵商店」は、能登の茶葉を使った特製ドリンクを提供。その他にも、地元の海産物や農産物をふんだんに使用した料理が用意されており、将棋ファンだけでなく、観光客にも能登の食文化を楽しんでもらえる内容となっている。
復興への願いを込めて
能登半島地震から復興を目指す地域にとって、今回の名人戦開催は大きな励みとなっている。地元関係者は「将棋を通じて能登の元気な姿を全国に発信したい」と語り、対局者や関係者をもてなすことで、地域の魅力を再発見してもらう機会としている。
第3局では、藤井聡太名人と挑戦者の糸谷哲郎九段が対局。両者が味わう勝負メシやおやつも注目を集めており、将棋の熱戦とともに、能登の食の魅力が全国に届けられることだろう。



