千葉の風景をグラデーションで描く 柏市の日本画家・森友紀恵さん作品展が船橋で開催
千葉の風景をグラデーションで描く 森友紀恵さん作品展

千葉の風景を岩絵の具で表現 柏市在住の日本画家・森友紀恵さん作品展が船橋で開催

岩絵の具を重ねて淡いグラデーションを表現する日本画家、森友紀恵さん(37)=千葉県柏市在住=の作品展が12日、船橋市本町の東武百貨店船橋店6階イベントプラザで始まった。日本美術院院友として活躍する森さんの個展は、同店が京葉銀行と毎年発行しているカレンダーの原画7点を含む計19点を展示。美術品の逸品を紹介する「春の東美会」展の一環として開催され、17日まで続く。

愛知県出身の日本画家が千葉の風景に挑戦

森さんは愛知県出身で、東京藝術大学大学院を修了後、作家活動を続けている。2023年には「春の院展」で奨励賞を受賞するなど、着実に実績を積み上げてきた。作品の特徴は、岩絵の具を何層にも重ねて描くことで生まれる独特の質感と色合い。主に動植物や花鳥を題材とし、柔らかで繊細なグラデーションを表現している。

今回の展示では、千葉県内の風景を描いたカレンダー原画7点が特に注目を集めている。森さんは「風景画はほとんど描かなかったのですが、千葉県に住むようになり、印象に残った訪問先を選びました」と語る。出品作品の中には、香取市の伊能忠敬旧宅を描いた「風住む」(8号)や、ハクチョウが飛来する印西市の情景を捉えた「冬暁」(同)などが含まれている。

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岩絵の具の可能性を追求 今後の創作活動にも意欲

森さんは岩絵の具について「独特の質感と色合いがあり、重ねることで深みのある表現が可能になります」と説明。展示作品では、この技法を駆使して千葉県の自然や歴史的建造物を詩的に描き出している。

今後の創作活動について、森さんは「今後は違うモチーフの作品にも挑戦し、自分の表現方法をさらに模索していきたい」と意欲を見せた。また、14日午後2時からは会場でギャラリートークを実施し、作品に込めた想いや制作過程について語る予定だ。

展示会は東武百貨店船橋店6階イベントプラザで17日まで開催されており、千葉県の風景を日本画の技法で表現した森さんの世界観を堪能できる貴重な機会となっている。

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