「真珠の耳飾りの少女」14年ぶり来日決定 2026年大阪でフェルメール展
「真珠の耳飾りの少女」14年ぶり来日 大阪で展覧会

オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメール(1632~75)の代表作「真珠の耳飾りの少女」が、14年ぶりに日本にやってくる。2026年8月21日から9月27日まで、大阪中之島美術館で開催される展覧会「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」(朝日新聞社、朝日放送テレビなど主催)で公開されることが決まり、展覧会の概要とチケット販売方法が発表された。

「真珠の耳飾りの少女」14年ぶりの来日

「真珠の耳飾りの少女」(1665年ごろ)は、2012年の「マウリッツハイス美術館展」以来、実に14年ぶりの来日となる。フェルメールの作品の中でも特に有名で、世界中で愛されるこの絵画は、オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵している。また、フェルメールの初期作品「ディアナとニンフたち」(1653~54年ごろ)も出品される。この作品は、フェルメールが庶民の生活を描いた風俗画で名声を築く前に制作された貴重なもので、彼の芸術的成長をたどる上で重要な作品とされている。

展示作品の見どころ

本展では、フェルメールの2作品に加え、17世紀に活躍したオランダの画家たちによる名品10点が展示される。その中には、レンブラントの「笑う男」(1629~30年ごろ)も含まれる。この作品は、表情や感情を研究するために描かれた頭部の習作で「トローニー」と呼ばれるジャンルに属する。豪快な笑顔を生き生きと表現しているだけでなく、金箔で覆われた銅板の上に描かれ、絵の具を引っかくようにして下地の金箔を露出させる技法により、独特の輝きを生み出している点が特徴的だ。

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また、近年再評価が進む女性画家マリア・ファン・オーステルウェイクの「装飾的な壺の花」(1670~75年ごろ)も見逃せない。敬虔なプロテスタントであった彼女は、17世紀当時から高く評価され、ヨーロッパ各地の王室が作品を所蔵していた。本作には、神の存在を象徴するヒマワリや、闇と結びつけられるケシ、左下に置かれたビーナス像のふたなど、キリスト教的なメッセージを込めたモチーフが描かれている。

展覧会概要

  • 会期:2026年8月21日(金)~9月27日(日)※会期中無休
  • 会場:大阪中之島美術館5階展示室(大阪市北区)
  • 開館時間:未定(詳細は公式サイトで確認)
  • 観覧料:一般3000円、高大生1500円、小中生500円
  • チケット:日時指定制。6月1日(月)からtabiwaスペシャルツアー販売およびチケットぴあ先行抽選受付を開始。当日券は空きがある場合、美術館内の券売機で販売予定。

問い合わせは大阪市総合コールセンター(06・4301・7285)まで。詳細は展覧会公式サイト(https://vermeer2026.exhibit.jp/)を参照。

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