NTTとNECは、6G時代の基盤技術となる光無線融合技術の共同実験を開始したと発表した。両社は、高速・大容量通信を可能にする新たな技術の実証を進め、2020年代後半の実用化を目指す。
光無線融合技術の概要
光無線融合技術は、光ファイバーと無線通信をシームレスに融合させることで、超高速・超低遅延の通信を実現する技術。6Gでは、現在の5Gをさらに進化させ、毎秒100Gbps以上の通信速度が期待されている。
今回の共同実験では、NTTが持つ光通信技術とNECの無線通信技術を組み合わせ、実際の通信環境での性能を検証する。
実験の内容とスケジュール
実験は2026年8月から開始され、2027年3月まで実施される予定。両社は、実験結果を基に技術の課題を洗い出し、2020年代後半の商用化に向けた開発を加速させる。
具体的には、屋外での長距離通信や、高密度環境での通信品質を検証する。また、異なるベンダー間の相互接続性も確認する。
今後の展望
NTTとNECは、この共同実験を通じて、6G時代の通信インフラの標準化に貢献したい考え。両社は、2027年以降も継続的に技術開発を進め、2030年頃の6G商用化を見据える。
今回の取り組みは、日本の通信技術の国際競争力を高めることが期待されている。



