電気自動車(EV)の販売が国内で拡大している。業界団体が6日に発表した2026年度上半期(4~9月)のEV販売台数(軽乗用車を含む)は、前年同期の約2.5倍となる7万台あまりに達し、新車販売全体に占める割合は約3.6%に上昇した。
乗用車の販売が過去最高に
全体の伸びを牽引したのは乗用車だ。日本自動車販売協会連合会によると、2026年度上半期の乗用車のEV販売台数は前年同期の3倍を超える5万9千台で、過去最高を記録。新車販売のうち約4.5%がEVだった計算になる。
販売台数が公表された車種別では、トヨタ自動車の「bZ4X」が前年同期の88倍となる1万4448台で首位。日産自動車の「リーフ」も6倍超の1万360台で続いた。
政府補助金の増額が追い風
販売を後押ししたのは政府の補助金だ。経済産業省が今年1月以降に基準を見直し、bZ4X向けの補助金は支給限度額が130万円、リーフは129万円となり、ともに40万円増えた。トヨタの国内営業担当者は「販売の後押しになっている」と歓迎する。
各社がEVの品ぞろえを強化したことに加え、補助金の拡充が普及を後押しする構図だ。軽乗用車より安く買える乗用車のEVも登場しており、市場の裾野が広がっている。