中国のBYDが日本の軽自動車規格に合わせて開発した電気自動車(EV)「ラッコ」の受注台数が、2026年9月27日時点で1,832台に達したことが分かった。BYD Auto Japanの東福寺厚樹社長が明らかにした。
グレード別の構成と価格
ラッコは2026年7月28日に日本で発売された軽EVで、グレードは以下の3種類。
- 200:一充電走行距離210km(バッテリー容量22.4kWh)、価格は214.5万円
- 300Plus:一充電走行距離320km(バッテリー容量35.84kWh)、価格は239.8万円
- 300Premium:一充電走行距離320km(バッテリー容量35.84kWh)、価格は249.7万円
背の高い「スーパートール」タイプの軽自動車で、両側にスライドドアが付いている。日本で最も売れているタイプのクルマをBYDがEV化したというわけだ。
受注の内訳と人気カラー
受注台数のグレード内訳は、最上級の「300Premium」が85%と大半を占める。購入した顧客の82%は、このクルマでBYDデビューを果たした新規客だという。
ボディカラーは「アークティックホワイト」が全体の44%と人気だが、2位の「チーズイエロー」が20%と健闘。黄色系が人気カラーになるのは意外な結果だが、実物は鮮やかすぎず、クリーム色に近いおしゃれな雰囲気なので納得だ。
バッテリー供給と納車状況
諸外国では原油の供給不足によるガソリン高の影響により、ガソリンエンジン車からEVへの乗り換えが進んでいると東福寺社長。そのあおりを受けて、ラッコの「300」系に搭載するバッテリーは「奪い合い」になっているという。そのため、300系については納車が遅れていたようだが、9月中に順次開始するとのこと。バックオーダーは1,300台ほど積み上がっている状況だ。