楽天の浅村選手とコーチ2人がオンラインカジノ賭博容疑で書類送検
宮城県警察は2026年3月4日、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの浅村栄斗選手(35歳)と球団コーチ2人を、オンラインカジノで賭博を行った単純賭博の疑いで、仙台地方検察庁に書類送検したことを明らかにしました。この事件は、日本スポーツ界における違法賭博問題に新たな波紋を広げています。
スマートフォンで海外サイトに接続 容疑を認める
地検の発表によると、浅村選手ら3人はスマートフォンを使用して、海外に拠点を置くオンラインカジノサイトに接続し、賭博行為を行った疑いが持たれています。捜査関係者によれば、3人とも容疑を認めており、現在は詳細な経緯や賭博の規模について、慎重な調査が進められている状況です。オンラインカジノは、日本国内からアクセスした場合でも、賭博罪が適用される可能性があるため、法的な問題が指摘されています。
球団内の自主申告が発端 県警に相談し捜査へ
楽天球団の公式発表では、昨年2月に球団内部でオンラインカジノの利用者がいれば申告するよう呼びかけたところ、該当者が名乗り出たため、宮城県警察に相談したと説明しています。この対応は、プロ野球界全体で賭博行為の防止に取り組む中で、自主的な問題発見と早期対応を目指したものと見られます。球団関係者は「違法性を十分に認識しないまま、興味本位で利用してしまったという当事者の説明を受け、厳正な対応を検討している」とコメントしました。
制裁金の支払い受け入れ 球団は適切な対応を約束
該当者は、プロ野球12球団で申し合わせた制裁金の支払いを受け入れており、球団側は「該当者の真摯な姿勢をふまえ、今後の対応を適切に行っていく」と述べています。この事件は、選手やコーチの個人の行動が、チーム全体やスポーツ界の信頼に影響を与える可能性を浮き彫りにしました。また、オンライン賭博の規制や防止策について、改めて議論を呼ぶきっかけとなっています。
宮城県警は、オンラインカジノをめぐる捜査を継続しており、今後も類似事例がないか注意を払う方針です。スポーツファンや関係者からは、透明性のある対応と再発防止策の強化が求められています。
