ソフトバンクが広島を4-2で下し、逆転勝ちで3カード連続の勝ち越しを決めた。同点の六回に近藤の適時打などで2点を奪い、そのまま逃げ切った。この試合で、2番手として登板した木村光投手がプロ4年目で初勝利を挙げた。
木村光、好リリーフで初白星
同点の六回、先発の前田純からマウンドを引き継いだ木村光は、5回2失点と試合を作った前田の好投に応える見事なピッチングを披露。その裏の味方の攻撃に流れを呼び込み、プロ4年目で初白星を手にした。
先頭の菊池に中前打を浴びたものの、坂倉には粘られながらも高めの速球で押し込み、左飛に打ち取った。続くファビアンは直球勝負で遊ゴロの併殺に仕留め、1回を無失点に抑えた。試合後、木村は「しっかり自分の役目を果たせた」と笑顔を見せた。
育成出身の25歳、精神面の成長
木村光は育成出身の25歳。1年目で支配下登録されたが、精神面の弱さが課題だった。そこで頼ったのが、大学時代から知り合いの日本ハム・北山投手。日本代表右腕の助言から、試合展開に気持ちを左右されずに「自分の力を最大限に発揮する」ことに集中。今季は試合前時点で防御率1.47と抜群の安定感でブルペンを支えており、若田部投手コーチは「大事なポジションで頑張ってくれている」と目を細める。
新人王資格も、さらなる飛躍へ
木村光は新人王の資格がある。自身も「こういった緊迫した場面で結果を残すことがつながると思う。目の前のことを一個一個積み上げたい」と意欲十分だ。記念すべき初勝利は、さらなる飛躍に向けた大きな弾みとなるだろう。
ソフトバンクの小久保監督は「前田純が5回2失点で何とかゲームを作ってくれた。柳田の同点本塁打が大きかった」と振り返った。



