サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会に出場する日本代表のFW塩貝健人(ウォルフスブルク)が27日、ドイツから帰国し、羽田空港で報道陣の取材に応じた。21歳の若きストライカーは、自身の目標として「得点王」を堂々と掲げた。
W杯メンバー発表、緊張の2週間
5月15日に発表されたW杯日本代表メンバーについて、塩貝は選出されるか「五分五分」の気持ちで臨んだという。「2週間くらい前から緊張していた。ヨーロッパに来る前から、このW杯に選ばれることを意識してきた。それが形になって、うれしかった」と振り返る。選ばれた瞬間は実感がわかず、約10秒間ぼうぜんとしていたと明かした。
ゴールへの強い責任感
W杯での自身の役割を明確に理解している塩貝は、「ゴールを決めることを期待して(監督の)森保さんが選んでくれたと思う。(3月の)イギリス遠征で選んでもらったのも、賭けではあったと思う。『本当に選んでいいのか』という世間の声もあるけど、自分の得点で黙らせるだけ」と力強く語った。
得点王を狙うことについては、「それ以外、目標ってあんまりなくないですか?」と言い切り、周囲の驚きをよそに自信を見せた。
チームと個人の目標
「チームとしては優勝する。個人としては、何を言っているんだと思われるかもしれないけど、それ(得点王)を目標にするのは自由。大会で自分が1番、点が取れるようにしたい」と、高い目標を掲げた。
塩貝は2年前に慶応大学を休学し、オランダ、ドイツと渡り歩いて夢の舞台をつかんだ。「僕は目の前の1試合に全力をずっと尽くしている。だからこそ、W杯に選ばれるところまで来た。W杯だからといって、特別ではなくて、目の前の1試合に全部尽くすだけ。いつも通り、自分のできる100%を出す」と意気込んだ。



