野球人気復活の兆しも、子どもたちの挑戦機会減少に懸念
野球人気復活の兆しも、子どもたちの挑戦機会減少

社会 <目耳録> 野球人気 2026年5月21日 16時00分 (5月21日 16時00分更新)

最近、近所の公園でキャッチボールを楽しむ少年の姿をよく見かけるようになった。大谷翔平選手やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の活躍が、野球の魅力を多くの人に再認識させたのだろう。サッカーに押され気味だった野球人気の復活は、昭和の時代から野球を見続けてきたオールドファンにとっては喜ばしい限りである。

子どもたちの野球挑戦機会が減少

しかし、その一方で、子どもたちが実際に野球に挑戦する機会は減少している。筆者が担当する静岡県内の地域でも、少子化の影響で地元の野球チームが消滅し、隣町まで通わなければならないケースが増えている。中学校では部活動の地域移行に伴い、野球部の選択肢が狭まりつつある。少子化だけでなく、送迎などの保護者の負担も、子どもたちの野球挑戦のハードルを高めているようだ。

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スマホゲームに流れる現代の子どもたち

「野球はいいぞ。やってみないか?」と身内の小学生に声をかけてみたところ、「リアルな野球はいろいろ面倒そうだし、スマホのゲームでも楽しめるから」とそっけない返事が返ってきた。残念ではあるが、これが現代の子どもたちの現実なのだろう。野球人気の復活を喜ぶ一方で、その裾野の広がりには課題が残る。

(夏目貴史)

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