春季高校野球三重県大会、昴学園が初優勝 津商を逆転で下す
昴学園が初優勝 春季高校野球三重県大会

第73回春季東海地区高校野球県大会の決勝と3位決定戦が26日、松阪市のドリームオーシャンスタジアムで行われた。決勝では昴学園が津商に4対3で勝利し、大会初優勝を果たした。両校は5月23日から愛知県で開催される東海大会に出場する。

試合展開

昴学園は先制を許したものの、中盤に逆転し、その後は相手の反撃を許さずに逃げ切った。3点を追う四回、右前打や犠打で得点し、土沢の適時打で同点に追いついた。六回には一死一、三塁から相手の捕逸で三塁走者の山本が生還し、勝ち越しに成功した。三回途中から登板した2番手の石川大投手が無失点に抑え、リードを守り抜いた。

一方の津商は、山川や宮本の適時打などで着実に得点を重ねたが、あと一歩及ばなかった。

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エース石川大介投手の活躍

技巧派の3年生エース石川大介投手は盤石の投球を披露した。3点を追う三回途中から登板し、6回2/3を無失点に抑える好投。自他ともに認める「打たせて取るタイプ」で、最速140キロの直球と縦横に変化するスライダー、ツーシームを駆使し、緩急自在に相手打線を翻弄した。

冷静さも持ち味で、九回2死から左方向への単打で出塁を許した際も「焦るな」と自らに言い聞かせ、呼吸を乱さなかった。続く打者を決め球の左スライダーで左飛に打ち取り、試合を締めくくった。史上初の春の大会優勝について「実感がないが、春にこのような結果で終われたことは本当にうれしい」と笑顔を見せた。

肉体改造の成果

直球の速さに課題を感じていた石川投手は、昨春から出力向上を目指してトレーニングに取り組んできた。特に体重と筋肉量に注目し、寮生活では1日3食の基本を6~7食に増やし、ウエートトレーニングも積極的に導入。今大会までに身長178センチ、体重78キロの体格に仕上げた。

東海大会まで約1カ月。「守備から攻撃につなげ、チャンスで打てるようにしたい」とチーム目標を掲げ、「一試合一試合を確実に勝利し、優勝を目指して頑張りたい」と力を込めた。

その他の結果

3位決定戦では三重が明野を10対5で制した。今大会の結果を踏まえ、夏の三重大会のシード校は昴学園、津商、三重、明野、いなべ総合、四日市南、近大高専、伊勢の8校に決定した。

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