中日ドラゴンズ春季キャンプが終了、井上監督が総括「90点」と高評価
中日ドラゴンズの春季キャンプが24日、最終日を迎えました。1軍拠点の北谷では井上監督やコーチ陣、選手、スタッフら全員が集まり、伝統の手締めを行ってキャンプを打ち上げました。2軍拠点の読谷でも練習を終え、選手たちは空路で名古屋への帰途に就きました。チームは27日と28日の両日、日本代表「侍ジャパン」とバンテリンドームナゴヤで対戦します。
順調なキャンプ運営と柔軟な選手運用
就任2年目となる井上監督は、1カ月近くに及んだキャンプを振り返り、「天候にも恵まれ、順調に過ごせた」と総括しました。抑え投手の松山が左脇腹を痛めて途中離脱したものの、主力を含む多くの選手はけがなく完走できたことを強調。監督は「全体的には合格点」と述べ、100点満点での点数を「90点」としました。
2軍拠点の読谷との距離の近さを生かし、昇格や降格を伴わない柔軟な選手運用が特徴的でした。若手投手を1軍で投球練習させたり、ベテラン投手には序盤の調整を読谷で任せたりするなど、効率的なトレーニングが実施されました。コーチ陣も盛んに往来し、井上監督は「情報交換はうまくいった」と振り返っています。
目立った選手の活躍と開幕投手の行方
キャンプでアピールが目立った選手として、野手では鵜飼、辻本、樋口、そして育成新人の三上(独立リーグ愛媛出身)の名を挙げました。監督は「レギュラーの座や1軍の枠をとしがみつきたいところで、楽しみな部分がある」と期待を寄せています。投手では新外国人選手のアブレウが日本の環境に適応しようと努めている姿勢を高く評価しました。
昨年は2月の段階で高橋宏が務めると明言していた開幕投手については、井上監督は「3月1日に話す」と語り、具体的な指名を保留しました。チームは少しずつシーズン本番への歩みを加速させていく方針です。
春季キャンプの打ち上げでは、監督がナインやスタッフらとハイタッチを交わす和やかな光景も見られました。天候は晴れ、最高気温24度と恵まれた条件の中、充実したキャンプ期間を締めくくりました。今後は侍ジャパンとの対戦を経て、レギュラーシーズン開幕へと準備を進めていきます。



