ドジャースの大谷翔平に、待ち焦がれた瞬間がついに訪れた。12日に行われたジャイアンツ戦の三回、外角に逃げるシンカーを両腕を伸ばして捉えると、逆らわずに打ち返した打球は鋭く美しい軌道を描き、左中間席へと飛び込んだ。これが53打席ぶりとなる7号ソロホームラン。大谷は苦しみから解放されたかのように、ダイヤモンドを駆けながら両手を広げて夜空を見上げた。
試行錯誤の末の一発
前回の4月26日に放ったアーチも60打席ぶりだった。思うように打てない現状を打開しようと、5月に入ってから既に2度も屋外でのフリー打撃を敢行。普段は室内で打ち込む大谷にとっては異例の調整であり、不振を脱却しようと必死の様子だった。その努力が実を結び、ようやく快音が響いた。
ロバーツ監督も安堵
試行錯誤の末の一発に、ロバーツ監督は「いい夜になったと思う」と目を細めて大谷の復調を喜んだ。チームとしても、大谷のバットが再び火を噴くことに大きな期待が寄せられている。
大谷は今季ここまで打率は低迷しているものの、パワーは健在。この一発をきっかけに、さらなる上昇気流に乗れるか注目される。



