陸上のジャパンパラ大会が16日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開幕し、男子400メートル(視覚障害T12)で石山大輝(トヨタ自動車)が51秒44の日本新記録を樹立して優勝しました。この種目は30年ぶりに記録が更新され、新たな歴史の1ページが刻まれました。
石山大輝の快挙
石山はパリ・パラリンピックで走り幅跳びに出場し、5位入賞を果たした26歳。開会式では旗手も務めました。今回の種目は次回パラリンピックから外れるため、従来の100メートルに加え、4月から400メートルにも挑戦しています。今大会は今季3レース目で、「びびらずに攻めよう」とスタートから勢いよく飛び出し、大きなストライドで加速。後半もスピードを落とさず粘り、従来の日本記録を0秒43更新しました。
大会の意義と今後の展望
名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムでは初の本格的なパラ大会となり、秋に開催される愛知・名古屋アジアパラ大会に向けたテストの場としても注目されました。石山は得意種目を失ったものの、今後は100メートルと400メートルで「戦うしかない」と決意を新たにし、「金メダルを含む複数のメダルを取りにいければ」と意欲を示しています。電光掲示板で51秒44のタイムを確認すると、青空に向かって両手を広げ「よっしゃー」と雄叫びを上げた石山。走りでアジア、そして世界と渡り合う姿が期待されます。



