中日は15日、本拠地でヤクルトと対戦し、七回に板山の満塁本塁打で逆転したものの、八回に救援陣が崩れて5対7で敗れた。引き分けを挟んで今季3度目の4連敗を喫し、借金は12となった。
試合の経過
中日は2点を追う六回、板山の右越えソロ本塁打で1点を返す。七回には四死球で満塁の好機を作り、板山が2打席連続となる右越え満塁本塁打を放ち、5対3と逆転に成功した。
しかし、八回に3番手の杉浦が誤算。先頭の内山に二塁打を許すと、1死から茂木に右前打で1点差とされ、さらに並木に右前打と二盗を決められて2死二、三塁のピンチ。9番岩田を追い込んだものの、粘られてフルカウントから内角低めの138キロを打たれ、二塁への内野安打で2者が生還し、逆転を許した。
九回には今季初登板の清水が登板するも、増田に2ラン本塁打を浴び、突き放された。
井上監督のコメント
井上監督は「ブルペン陣が踏ん張れなかったのが敗因」と振り返り、救援陣の不安定さを嘆いた。また、九回にヤクルトから死球を受けた際にはベンチを飛び出し、「ギリギリのラインでやっている中で、三つ当てられたらカチンとくる」と怒りをあらわにした。
板山の活躍
板山はこの日、2本塁打を含む4安打の大暴れ。六回のソロに続き、七回には今季2本目の満塁本塁打を放った。試合後は「腹をくくって遅い球を待った。真っすぐが来ていたら三振していたと思う」と振り返り、「結果が出ていなくても準備はおろそかにしない。1年間続けたい」と前を向いた。
救援陣の課題
今季、勝ち試合を任せる中継ぎ投手の顔触れが固まらないまま開幕した中日。日本ハムから移籍した杉浦は勝ち試合の終盤を任されてきたが、防御率4点台と安定感を欠く。腰痛で調整が遅れていた清水も初登板で結果を残せず、勝ちパターンの構築は見通せていない。
4連敗でチームの負け越しは12。救世主の出現を待つだけでなく、選手一人ひとりの踏ん張りが求められている。



