芝野十段が274手の大熱戦を制し棋聖戦を2勝2敗のタイに、残り3局へ集中を誓う
芝野十段が棋聖戦を2勝2敗に、274手の大熱戦制す

芝野十段が大熱戦を制し棋聖戦をタイに戻す

第50期棋聖戦七番勝負第4局が行われ、挑戦者の芝野虎丸十段一力遼棋聖を274手の末に白番中押勝ちで下した。この勝利により、シリーズは2勝2敗のタイに戻り、残り3局での決着が注目される。

序盤から続いた互角の激闘

本局は序盤から力のこもった互角の展開が続いた。芝野十段は初日、経験のない格好で判断が難しく、右辺を出られたあたりでは一手一手がわからず、封じ手の時には大変な形勢だと思っていたという。しかし、2日目に入り、左辺の大所に巧みに先着してリードを奪った。

特に132手目と134手目で左辺を連打したあたりから、流れがよくなったと芝野十段は振り返る。一方、一力棋聖はこの打ち込みで形勢をはっきりダメにしてしまい、悔しさをにじませた。

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終盤の粘り及ばず、芝野十段が勝利

終盤、一力棋聖は執念の粘りを見せたが、芝野十段の巧みな打ちまわしに及ばなかった。芝野十段は終盤について、見えていない手もあったためかなり怪しかったと語りつつも、勝利を確実なものとした。

両対局者のコメント

対局後、両者はインタビューに応じた。芝野十段は「残り3局も変わらず集中して打てたらいいと思っています」と意気込みを語った。一力棋聖は「次は間隔があくので、自分らしく精いっぱい頑張りたい。対局に臨めばどこであってもやることは変わりません」と次戦への決意を示した。

この第4局は、地元・仙台での対局となったが、一力棋聖は場所に関係なく準備を整えると強調した。シリーズは今後3局を残し、どちらが棋聖の座を掴むかが焦点となる。

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