巨人・菅野智之、現役引退を表明
読売ジャイアンツの菅野智之投手(36)が29日、今季限りでの現役引退を表明した。プロ18年で通算136勝を挙げ、沢村賞を4度受賞した球界を代表する右腕が、ユニフォームを脱ぐ決断をした。
プロ18年の輝かしいキャリア
菅野は2008年のドラフト1位で巨人に入団。プロ1年目から14勝を挙げて新人王を獲得すると、その後もエースとして活躍。2012年には15勝で最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手三冠を達成し、自身初の沢村賞を受賞した。その後もコンスタントに勝ち星を重ね、2014年、2017年、2018年にも沢村賞を受賞。通算4度の受賞は歴代最多タイとなる。
また、2013年と2017年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表にも選出され、国際舞台でも活躍した。2017年のWBCでは優勝に貢献し、MVPも獲得している。
引退の決断
今季はここまで5試合に登板し、1勝2敗、防御率3.86。若手の台頭もあり、自身の役割を模索する中で引退を決意したという。29日の試合前、球団を通じて「18年間、多くのファンに支えられて野球ができたことに感謝している。最後まで巨人の一員として戦い抜きたい」とコメントした。
球界からの惜しむ声
原辰徳監督は「菅野は巨人の歴史に残る投手。彼の存在はチームにとって大きかった」と話し、チームメイトからも惜しむ声が相次いだ。また、ライバル球団の選手からも「彼と対戦できたことは誇り」と称賛の声が上がっている。
菅野は今後、未定としながらも、野球界に残る可能性を示唆している。引退試合は未定だが、今季中にセレモニーが行われる見通し。
通算成績
- 登板数:290試合
- 勝利:136勝
- 敗戦:74敗
- 防御率:2.87
- 奪三振:1,892
- 沢村賞:4回(2012、2014、2017、2018)
- 最多勝:2回(2012、2017)
- 最優秀防御率:3回(2012、2013、2017)
- 最多奪三振:3回(2012、2013、2017)



