福岡・希望が丘高の福田優聖さんが大相撲・秀ノ山部屋に入門 親方「体がしなやか」と期待
福岡の高校生が大相撲・秀ノ山部屋入門 親方「体がしなやか」

福岡の高校生が大相撲界へ 秀ノ山部屋に入門決定

福岡県中間市の私立希望が丘高校相撲部3年に在籍する福田優聖さん(18)が、大相撲の秀ノ山部屋への入門を正式に決めた。この決定は、2026年2月10日に師匠となる元大関琴奨菊の秀ノ山親方(42)が同校を訪問し、土田秀夫校長や学校法人九州電機工業学園の中村文彦理事長らに報告したことで明らかになった。

強豪校出身の期待の若手力士

希望が丘高校相撲部は、全国高校総体(インターハイ)の常連として知られる強豪校であり、福田さんはその一員として活躍してきた。福岡県添田町出身の福田さんは、身長182センチ、体重125キロの体格を持ち、押し相撲を得意とする。2年生時には全国高校総体で団体8強入りに貢献するなど、実績を積んできた。

秀ノ山親方は福岡県柳川市の出身で、「特に福岡の子を力士に育てたい」という思いから、福田さんをスカウトした。親方は福田さんについて、「身長があり、体がしなやかで、精神面を含めて成長が期待できる」と高く評価している。秀ノ山部屋は2024年10月に佐渡ヶ嶽部屋から独立し、東京都墨田区に拠点を置いており、福田さんは7人目の弟子となる。

先輩力士の活躍に続け

希望が丘高校の卒業生からは、すでに大相撲界で活躍する力士が輩出されている。出羽ノ龍関(24、モンゴル出身、出羽海部屋)は2026年1月の初場所で十両に昇進し、同校出身者として初の関取となった。また、風の湖(23、モンゴル出身、押尾川部屋)も幕下で健闘を続けている。こうした先輩の成功は、福田さんにとって大きな励みとなるだろう。

福田さんは入門への決意を次のように語った。「最初は慣れないかもしれないけど、自分の相撲をとれるように頑張り、福岡県や添田町を盛り上げたいです」。土田校長も激励の言葉を送り、「けがをしないよう親方の教えをしっかりと守り、出羽ノ龍関に追いつき、追い越せるよう頑張ってほしい」と期待を込めた。

この入門は、地元福岡県から大相撲界に新たな星が誕生する瞬間として、地域のスポーツファンから注目を集めている。秀ノ山部屋での厳しい稽古を通じて、福田さんがどのように成長していくかが楽しみだ。