子どもたちに科学の面白さを体感してもらうイベント「AICHI TECH DAY」(中日新聞社後援)が24日、愛・地球博記念公園(長久手市)の地球市民交流センターで開かれる。昨今の「理科離れ」を食い止めたいと、さまざまな企画を準備した実行委員会は「科学を身近に感じられ、楽しく学べる。子どもたちにとって、いろんな未来への道しるべになれば」と意気込んでいる。
実行委員長は半導体研究者
イベントは、長久手市内の研究所に勤務する町田悟さん(49)が実行委員長を務め、昨年から企画している。半導体の研究者で、これまで小中学生向けに理科教室なども開いてきた。町田さんは「参加する子どもたちの目はキラキラ輝いていた」と振り返る。
一方で、勤務先では理系人材の減少を実感。「成長するにつれ、受験を意識した勉強になってしまう。科学へのハードルを下げ、面白いと感じられることを仕掛けないと、対策できない」と危機感を語る。
多彩なプログラム
当日は、ノーベル物理学賞を受賞した天野浩・豊田理化学研究所長が開会宣言。大学や企業などが分かりやすく研究を説明する40超のブースが並ぶ。恐竜好きの高校生が準備した発掘体験や、世界大会を目指す東海中・高(名古屋市)のロボコンチームによる活動紹介も。ステージでは、宇宙研究やQRコード開発に携わった科学者らが、どんな子どもだったかを語るトークセッションがある。
来場呼びかけ
町田さんは「どのブースも、学びと楽しさと驚きがある。ものづくりの愛知は、科学の中心地でもあると知ってもらいたい」と来場を呼びかけた。午前9時~午後4時、入場・体験無料。詳細はホームページから。(鳥居彩子)



