昨年9月の大相撲秋場所限りで現役を引退した元関脇宝富士の桐山親方(39)=本名杉山大輔、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=の引退相撲が31日、東京・両国国技館で開かれた。断髪式では、同じ伊勢ケ浜一門の大関安青錦をはじめ、約300人がはさみを入れ、長年の現役生活に別れを告げた。
断髪式で涙の感謝
桐山親方は何度も目頭を押さえながら「相撲のことだけを考えてきた。頑張ってきて良かった」と語り、約16年半の現役生活を振り返った。先代師匠の宮城野親方(元横綱旭富士)の止めばさみで大銀杏に最後の別れを告げると、「よく頑張った、誇れる力士だったと言ってもらった。あまり褒められた記憶がないので」と号泣した。
現役時代の功績
左四つが得意で、幕内在位78場所を数えた。約16年半の現役生活で一度も休場することなく、通算連続出場1398回は史上7位の記録である。その堅実な相撲と不屈の精神で多くのファンを魅了した。
引退相撲には多くの関係者やファンが詰めかけ、桐山親人の現役生活を称えた。会場は感謝と感動に包まれ、力士としての誇りを胸に新たな一歩を踏み出す桐山親方の姿が印象的だった。



