大相撲夏場所(10日初日・両国国技館)の開幕を目前に控えた7日、新関脇の熱海富士や幕内の義ノ富士ら伊勢ケ浜部屋の力士たちが、東京都墨田区にある高砂部屋へ出稽古に訪れた。この日は合計8人の関取衆が参加し、本場所さながらの迫力ある激しい申し合いを繰り広げた。
熱海富士、充実の稽古内容
熱海富士は、同行した師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)から細かな助言を受けながら、幕内の朝乃山や朝紅龍らとの申し合いに臨み、10勝7敗の成績を収めた。時折、はたき込まれて泳ぐ場面も見られたが、巨体を生かした力強い出足には迫力があった。稽古後、熱海富士は「(部屋の)公開日以外は駄目ですから」と語り、真剣な表情を見せた。
久しぶりの出稽古
伊勢ケ浜部屋が出稽古を行うのは、昨年の名古屋場所前に荒汐部屋を訪れて以来となる。この日14番取った幕内の伯乃富士は「いい稽古になった」と充実感をにじませた。出稽古は他流試合の機会として、力士たちの技量向上に大きく貢献している。



