町田ゼルビアがPK戦を制しJ1リーグ2位に躍進 守護神・谷晃生が3本ストップで勝利に貢献
2026年3月28日、明治安田J1百年構想リーグ第5節の一戦が町田GIONスタジアムで行われ、FC町田ゼルビアが川崎フロンターレをPK戦で3-1と下し、勝ち点を17に伸ばしてリーグ2位に浮上した。川崎フロンターレは同11で、この試合は町田がアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)出場のため未消化だったものを消化する形となった。
前半は完璧な守備も後半は劣勢に それでもPK戦で谷晃生が奮闘
試合は前半、町田がシュートをゼロに抑えるなど完璧な守備で相手を封じたが、後半は一転して守勢に回り、シュートを1本も打てない状況が続いた。左DFの中山雄太は「ボールの失い方が良くなかった」と反省の弁を述べ、チームとしてリード後の試合運びに課題を残した。
しかし、1-1で終了した後のPK戦では、町田の守護神・谷晃生が大活躍。川崎の1人目ロマニッチの大胆な真ん中狙いのキックを読み切ると、3人目は右に、4人目は左に飛んで次々とストップ。4本中3本をセーブし、勝利を決定づけた。
谷は「(勘が)たまたま当たった」と控えめに語ったが、チームから求められる「5本中2本」という高い目標を上回る働きで、歓喜の輪の中心で笑顔を見せた。彼はキッカーを揺さぶるため、キック直前までしゃがみ込むルーティンを繰り返し、体を大きく見せる戦術で心理戦を制した。
黒田監督の采配とチームの結束が勝利に結びつく
前半には黒田監督が選手に指示を出す姿が見られ、チームの結束力が光った。後半の劣勢をPK戦で挽回したことで、町田ゼルビアは今シーズンの好調を維持し、上位争いに拍車をかけた形だ。
この勝利により、町田はリーグ戦で勢いを増し、今後の試合に向けて自信を深めている。一方、川崎フロンターレはPK戦での敗戦を糧に、課題の克服が求められる。



