パリ中心部にサッカーミニコート「FIFAアリーナ」が新設、子供たちに夢を届ける
国際サッカー連盟(FIFA)は2026年3月22日、フランス・パリの中心部に位置するコンコルド広場に、サッカーの楽しさを子供たちに広めるためのミニコート「FIFAアリーナ」を開設しました。この取り組みは、地元の普及団体と共同で実施され、3日間にわたって大会やイベントが行われる予定です。
FIFA会長が語る、世界展開のビジョンとパリでの意義
FIFAのジャンニ・インファンティノ会長は開設式典で、次のように述べました。
- 「直近ではフィジーにアリーナが設置され、今日はFIFA創設の地であるパリに特設会場が誕生しました。」
- 「全ての子供たちが安心してサッカーを楽しめる環境を整えるため、世界中にアリーナを設置していきたいと考えています。」
FIFAアリーナのプロジェクトは2025年に開始され、これまでに約60か国のスポーツ環境に恵まれない地域などでコートが建設されています。目標は世界各地に1000以上のミニコートを設置することであり、サッカーの普及と地域コミュニティの活性化を目指しています。
往年の名選手が集結、華麗なレジェンドマッチで観客を沸かせる
開設式典後には、レジェンドマッチが開催され、以下のような元サッカー選手たちが参加しました。
- ユーリ・ジョルカエフ氏(フランス)
- エマニュエル・アデバヨル氏(トーゴ)
- ダボル・シュケル氏(クロアチア)
- ハビエル・パストレ氏(アルゼンチン)
選手たちは現役時代と比べて運動量は減ったものの、華麗な足技や豪快なシュートを披露し、会場を大いに盛り上げました。特に、インファンティノ会長がジョルカエフ氏のラストパスをゴールに決める場面もあり、観客から大きな拍手が送られました。
子供たちとの交流と、テクノロジーからの脱却を呼びかけるメッセージ
試合後には、集まった子供たちとの記念撮影が行われ、サッカーを通じた交流が深められました。パストレ氏は、この取り組みについて次のようにコメントしました。
「サッカー場がなかった地域にコートを設けることは、素晴らしい活動です。iPadやテレビなどのテクノロジーに囲まれた現代の子供たちにも、少し離れて友達と一緒にプレーする楽しさを経験してほしいと思います。」
FIFAアリーナの設置は、単なる施設の建設にとどまらず、子供たちの健康的な生活習慣の促進や、地域社会の結束強化にも貢献することが期待されています。今後も、世界中で同様のプロジェクトが展開され、サッカーの魅力がさらに広がっていく見込みです。



