カターレ富山、ホーム開幕戦でFC大阪をPK戦の末に撃破!12人目まで続く激闘
サッカーJ2・カターレ富山は2月28日、富山市の県総合運動公園陸上競技場で、特別大会「J2・J3百年構想リーグ」のホーム開幕戦をFC大阪と戦い、12人目までもつれ込んだPK戦で10-9の勝利を収め、地元サポーターに歓喜を届けた。
攻防続くも得点ならず、PK戦へ
試合は前半からカターレが積極的に攻勢をかけ、何度も好機を作り出したが、得点につながらないまま前半を終了。後半にはMF亀田、FWキム・テウォン、そして高岡市出身で今季新加入のFW中島裕希選手らを投入し、攻撃の幅を広げたものの、相手守備陣を崩し切れず、0-0のまま90分を終えた。
PK戦で粘り強さ発揮、中島選手が決勝弾
PK戦では、1番手を務めた中島選手のキックが止められ、苦しいスタートとなった。しかし、GK原田岳選手を中心にチームは粘り強く守り、GKを含む11人全員が蹴り終えても勝負がつかず、2巡目に突入。再びキッカーとなった中島選手が右足を振り抜いてネットを揺らし、相手のPKが枠をはじいたことで、10-9での劇的勝利を手にした。
監督・選手のコメント
安達亮監督は試合後、「どう転ぶか分からないPK戦で勝ち切れたのは大きい。得点が入りそうなシーンは作れていたが、最後のシュートの精度が良くなかった」と振り返り、攻撃面での課題を指摘した。
GK原田選手は「PK戦は我慢強くできた。無失点は達成できたので、次は得点を入れて勝利を届けたい」と意気込みを語った。決勝点を決めた中島選手は「もう1度PKが回ってくるとは思わなかったが決められてよかった。サポーターの数も多く、応援の熱さが伝わってきて感動した。ホームは全勝するつもりでいきたい」と喜びを表現した。
サポーターの熱い声援
ホーム開幕戦には5334人のサポーターが集結し、雨の中でも選手に声援を送り続けた。高岡市から訪れた中尾優子さん(49)は「PK戦はどきどきして寒い中でずっと祈っていた。勝ちが見られてよかった。次はスカッとする勝利が見たい」と興奮気味に語った。金沢市から応援に訪れた野中暁さん(62)は「なんとか勝って一安心。先制点を取れていたらもっと楽な展開だったように思う。今日のMVPはGK」と原田選手の活躍を称えた。
今後の展望
この勝利により、カターレ富山の通算成績は3勝1敗で暫定2位に浮上。次戦は3月8日、同会場で愛媛FCと対戦する。チームはホームでの連勝を目指し、さらなる奮闘が期待される。



