元さいたま市職員の沼倉昌明選手に市長特別賞 デフリンピックで悲願の金メダル
さいたま市は3月18日、昨年11月に開催された聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」において、バドミントン混合団体で見事な金メダルを獲得した元市職員の沼倉昌明選手(40)に対して、市長特別賞を贈呈しました。この栄誉ある表彰式は、さいたま市役所で執り行われ、清水勇人市長が直接表彰状などを手渡す形で祝福が伝えられました。
沼倉選手の経歴とデフリンピックへの挑戦
沼倉選手は北海道の出身で、2014年から2019年までの期間、さいたま市のICT政策課をはじめとする部署で職員として勤務していました。現在は、セキュリティ企業のトレンドマイクロに所属しています。デフリンピックへの出場は、2017年大会と2022年大会に続いて3度目となり、過去の国際大会では手が届かなかった金メダルという悲願を、ついに達成することに成功しました。
表彰式の場では、沼倉選手が手話を用いて喜びの言葉を述べました。「時間はかかりましたが、目標としていた金メダルを獲得でき、市の皆さんや職員の仲間に良い報告ができて嬉しく思います。感謝の気持ちが大きいです」と語り、長年の努力が実を結んだ瞬間を共有しました。
今後の目標と地域への貢献
沼倉選手は、今後もバドミントンを続ける意思を明確に示しており、「4年後に開催されるギリシャ大会に出場できるように、これからも頑張りたい」と意気込みを語りました。この発言は、さらなる高みを目指す彼の決意を如実に表しています。
さいたま市にとって、元職員が国際舞台で輝かしい成果を収めたことは、地域の誇りとして大きく称えられるべき出来事です。清水市長は表彰を通じて、沼倉選手の功績を讃えるとともに、市民全体に勇気と希望を与えるメッセージを送りました。この受賞は、障害者スポーツの普及と地域活性化にも寄与するものとして、広く注目を集めています。



