皆さん、こんにちは。J1昇格後の初大会「明治安田J1百年構想リーグ」が終盤を迎えています。すべての試合が水戸ホーリーホックにとって貴重な学びの場となっており、新たな課題を見つけては修正を重ねる日々が続いています。クラブ一丸で「日々是前進」を掲げて戦っています。
キャプテンとしての役割
シーズン当初、樹森大介監督がキャプテンに指名したのは飯田貴敬選手と渡辺新太選手の二人です。この二人がチームをしっかりとまとめていると感じます。特に背番号10を背負う渡辺選手は、昨シーズンから水戸に加入し、キャリアハイの13ゴールを記録。J1昇格の立役者となりました。サポーターから聞こえる「アラタワタナベ!」のコールは、今やチームに欠かせない応援の一つです。
負傷からの復帰
昨季、昇格争いが佳境に入った頃、渡辺選手は負傷で戦線離脱を余儀なくされました。苦しいリハビリの中でも、試合に出場する選手たちに積極的に声をかける姿が目立つようになりました。復帰は果たせなかったものの、遠征に同行した最終節前のアウェーV・ファーレン長崎戦では、私の隣で拳を握りしめ、時には机をたたきながら選手たちを応援する姿が強く印象に残っています。
鹿島アントラーズとの一戦でゴールを決めた渡辺新太選手(4月4日、水戸市)
願掛けのエピソード
私は彼がなかなかゴールを挙げられなかった時期に、ある願掛けをしていました。常磐線特急で必ず「7号車7番」の席に座るようにしていたのです。昨年の彼の背番号は7。少しでもゴールの後押しになればという神頼みのようなものでした。そのことを彼に伝えると、「早く他の席に座れるようにしますね」と応えてくれました。すると、その直後の試合で見事にゴール!一緒に喜んだことをよく覚えています。
努力と姿勢
身長1メートル71、体重67キロ。決して恵まれた体格ではありませんが、たゆまぬ努力や試合への準備は、食事やオフの過ごし方など日常生活の細部にまで及んでいます。多くの若手選手が見習うべき点があります。「アラタワタナベ」の進化はまだまだ続くような気がします。J1リーグで何度でも彼のガッツポーズを見たいものです。(小島耕)



