卓球の世界選手権団体戦で男女ともに銀メダルを獲得した日本代表が12日、開催地のロンドンから帰国し、東京都内で記者会見を行った。女子エースの張本美和(木下グループ)は、決勝で中国に競り負けたことについて「金メダルだけを目指して頑張ってきたので、悔しさの方が強い。この気持ちを糧に、また次も頑張りたい」と語り、涙をこらえながら決意を新たにした。
女子チーム、決勝で中国に惜敗
女子団体決勝では、日本が中国に2勝3敗で敗れ、銀メダルとなった。張本美和はシングルスで1勝を挙げたが、チームとしては届かなかった。早田ひな(日本生命)は2試合に出場して2敗を喫し、「責任を感じている。あの舞台で勝たないと、この悔しさは晴らすことはできないのかなと思う」と述べ、自身のパフォーマンスに厳しい評価を下した。
男子も中国に完敗、張本智和が振り返る
男子団体決勝では、日本が中国に0勝3敗で完敗した。エースの張本智和(トヨタ自動車)は「勝てた試合を落としてしまった悔しさが強い。まだ(力の)差は大きい」と振り返り、中国の壁の高さを痛感した様子だった。それでも「この経験を次に生かしたい」と前を向いた。
帰国後の会見で選手たちが抱負
会見には男女の代表選手が出席し、それぞれが今回の大会を総括。女子の伊藤美誠(スターツ)は「チーム一丸となって戦えたことは良かったが、金メダルを取れなかったのは残念」とコメント。男子の戸上隼輔(明治大)も「中国に勝つためにはもっと強くならなければならない」と語り、今後の課題を明確にした。
日本卓球協会の関係者は「今回の銀メダルは価値があるが、選手たちは金メダルを目標にしている。これからの強化に力を入れていきたい」と述べた。日本代表は今後、各大会で経験を積み、次回の世界選手権での金メダル獲得を目指す。



