佐々木朗希は見守っただけ?吉井理人氏が語る「勝手に育つ思考法」の真髄
佐々木朗希は見守っただけ?吉井理人氏が語る思考法

メジャーリーグで活躍する佐々木朗希、大谷翔平、ダルビッシュ有。3投手がアメリカに渡るとき、指導者として携わったプロ野球・千葉ロッテマリーンズ前監督の吉井理人さんは「勝手に育った」と評する。超人に共通する言動とは。その礎となる思考を鍛えるために、周りはどうサポートしたらいいのか。

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――ロッテの指導者として、新人時代から5年間関わった佐々木投手は今季、メジャー2年目となります。

「(佐々木)朗希は順調な成長曲線を描いています。ドジャースも球団として、あと3年ぐらいかけて主力として育てようとしているのでしょう。160キロを超える球速は天性のものですが、まだ体を自由自在に操れていない。これから球速が170キロに上がるのではなく、いまと変わらない質のボールを狙ったコースに投げ分けられるようになると見ています」

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――昨季はケガで離脱もありましたが、ポストシーズンはリリーフにまわり、ドジャースの世界一に貢献しました。

「連投もしていましたし、たくましくなりましたね。体調がベストでないと投げたがらない投手だったので、びっくりしました。日本のポストシーズンでは『投げたくない』と言ったときがありました。チームの結束力が損なわれると思い、『少々どこか悪くてもメジャーの選手は投げるよ。みんなが一生懸命やっているときに邪魔になるだけなので、2軍に行くか』と厳しく諭したこともあります」

――新人時代は登板しないのに1軍に帯同していました。育成手法が「甘いのでは」という声もありました。

「中学生みたいなひ弱な体な…この記事は有料記事です。残り2925文字

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この記事を書いた人

吉田純哉

オピニオン編集部

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