陸上のセイコー・ゴールデングランプリは17日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で開催され、非五輪種目の男子3000メートルで森凪也(ホンダ)が日本新記録となる7分38秒98をマークし、優勝を飾った。この記録は、2014年に大迫傑が打ち立てた従来の日本記録を1秒11上回る快挙である。
男子3000mの新記録
森はレース終盤まで先頭集団で粘り、ラストスパートで他を引き離してフィニッシュ。7分38秒98というタイムは、日本中距離界にとって歴史的な瞬間となった。これまでの記録保持者である大迫傑の7分40秒09を大きく更新し、今後の世界大会での活躍が期待される。
女子やり投げ:北口榛花は5位
女子やり投げでは、パリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が60メートル36の投てきで5位に終わった。優勝は世界ランキング上位の選手が制し、北口は自己ベストには届かなかったものの、今後の調整に期待がかかる。
男子100m:ライルズが制す、桐生は4位
男子100メートル決勝は、パリ五輪王者のノア・ライルズ(米国)が9秒95で勝利。日本勢最上位は桐生祥秀(日本生命)で、10秒15の4位に入った。桐生は好スタートを切ったが、ライルズの強力な加速に屈した。
その他の主な結果
- 男子走り幅跳び:橋岡優輝(富士通)が8メートル22で優勝。
- 男子110メートル障害:阿部竜希(エターナルホスピタリティグループ)が13秒26で優勝。
- 男子200メートル:鵜沢飛羽(JAL)が3位で日本勢トップ。
- 男子400メートル(タイムレース):中島佑気ジョセフ(富士通)が4位。
- 女子3000メートル:愛知・名古屋アジア大会マラソン代表の矢田みくに(エディオン)が4位、田中希実(豊田自動織機)が5位。田中は1500メートルにも出場し4位だった。
今大会は多くの種目で日本記録や好タイムが生まれ、今後の国際大会に向けた弾みとなる内容となった。



