東海大陸上部、箱根駅伝低迷脱出へ新体制を発足
東海大陸上部は8日、神奈川県平塚市の湘南キャンパスで新体制の記者会見を開き、新たに駅伝監督に就任した西出仁明氏(51)が意気込みを語りました。西出監督は「私が強みと思っているスポーツ科学やウェートトレーニングの知見を生かして、ぜひスピードの東海というものを復活させたい」と述べ、チームの再建に強い決意を示しました。
近年の低迷と体制刷新の背景
東海大学は箱根駅伝で2019年の第95回大会で初優勝を果たしましたが、近年は成績が振るわず、今年の第102回大会では12位に終わるなど低迷が続いていました。この状況を打破するため、チームは体制を刷新。西出氏がこれまでのヘッドコーチから新指揮官に昇格し、前駅伝監督の両角速氏(59)は総監督として後方支援に回ることになりました。
両角総監督は記者会見で「低迷してしまった要因の中に、スカウティングが課題としてある。その部分を私が出来る限り背負い、現場の指導は西出先生にお願いする形で、状況をより良いものにしていけたら」と語り、新体制での役割分担を明確にしました。
新コーチ陣の強化と今後の展望
さらに、男子400メートルの前日本記録保持者で現役選手の佐藤拳太郎氏(31)が、短距離ブロックのコーチに就任しました。佐藤コーチの加入により、選手のスピード強化が期待されます。
西出監督は、自身の専門分野であるスポーツ科学を駆使し、選手のパフォーマンス向上を図る方針を強調。チームの伝統である「スピードの東海」を復活させるため、トレーニング方法の見直しや若手選手の育成に力を入れるとしています。
東海大陸上部は、2026年シーズンに向けて新体制での活動を本格化。箱根駅伝での巻き返しを目指し、ファンや関係者の期待が高まっています。今後の練習や試合での成果が注目されるでしょう。



