嶋津雄大がパラ競技に参戦、二刀流で世界舞台目指す ニューイヤー駅伝区間賞の実力者
嶋津雄大がパラ競技参戦、二刀流で世界舞台目指す

駅伝スター嶋津雄大、パラ競技への新たな挑戦を開始

創価大学時代に箱根駅伝で活躍し、今年1月の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では6区区間賞を獲得した嶋津雄大(GMOインターネットグループ)が、今シーズンからパラ陸上競技に本格参戦することが明らかになった。暗い場所で視力が低下する難病「網膜色素変性症」を抱える26歳のアスリートは、新たな舞台でさらなる高みを目指す。

強化指定選手「S」ランクに選出

日本パラ陸上競技連盟が1日に発表した強化指定選手の中で、嶋津は世界パラ陸上の金メダリストと同等の最上位「S」ランクに選ばれた。視覚障害T13クラスの5000メートル強化選手として名を連ね、その自己ベスト13分33秒83は、2024年パリパラリンピックの同種目優勝タイム(15分52秒36)を大幅に上回る驚異的な記録を保持している。

嶋津は2日に川崎市内で報道陣の取材に応じ、「これまで以上に、走りを通じて多くの方々に勇気と感動をお届けできるのではないかという期待があります。戦う世界が変わる中で、自分がどこまで通用するかも一つの挑戦だと考えています」と心境を語った。

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パラリンピック金メダルを夢見て

今年度から正式にパラ競技に参戦する嶋津は、「パラリンピックや世界パラ陸上が一番の目標です。金メダルを取ることが一つの夢」と意気込みを表明。ニューイヤー駅伝ではチームの初優勝に大きく貢献した実力者は、健常者の競技とパラ競技の「二刀流」で世界の頂点を目指す姿勢を鮮明にした。

「オリンピックのマラソンも、まだ諦めていません。駅伝、オリンピック、パラリンピックと、すべてに全力で臨みたい」と宣言する嶋津。その言葉からは、障害を乗り越えて挑戦を続けるアスリートの強い意志が感じられる。

新たな可能性への挑戦

網膜色素変性症という難病と向き合いながら、駅伝ではトップレベルの活躍を見せてきた嶋津。パラ競技への参戦は、自身の競技人生に新たな章を開く決断となった。視覚障害者としての競技環境での適応と、これまで培ってきた実力の発揮が今後の課題となる。

スポーツ界において、健常者とパラアスリートの両方で世界を目指す選手は極めて稀な存在。嶋津の挑戦は、障害の有無を超えたアスリートの可能性を示す事例として、多くの注目を集めている。今後の活躍が期待される中、二刀流での戦いがどのような成果をもたらすか、スポーツファンの関心は高まっている。

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