近藤亮太、東京マラソンでさらなる高みへ挑戦
2026年3月1日に行われる東京マラソン2026は、今秋の愛知・名古屋アジア大会代表選考会を兼ねており、2028年ロサンゼルス五輪の代表争いも見据えた重要なレースとなる。昨年ブレイクした近藤亮太(26歳、三菱重工)は、この大会で一段階上の走りを目指し、豪州での高地トレーニングで「後半の加速力」を強化してきた。
昨年の躍進と世界での戦い方
近藤は2025年に一気に頭角を現し、2月の大阪マラソンでは初マラソンで日本最高記録となる2時間5分39秒をマーク。9月の世界選手権東京大会では日本勢トップの11位に入り、着実に結果を残してきた。しかし、世界選手権では38キロ付近で先頭集団に置いていかれ、メダルまで1分、8位入賞まで19秒の差で悔しい思いをした。近藤は「ラッキーで優勝争いに絡めた大阪とは一転、何が何でもという貪欲な気持ちがないと、世界では戦えないと感じた」と振り返り、高いレベルのレース経験の必要性を痛感した。
豪州高地トレーニングで脚筋力強化
1月中旬から約ひと月間、近藤はオーストラリア・ビクトリア州で高地トレーニングを積んだ。起伏が多く風も強い環境での走り込みを通じ、特にレース後半の勝負どころで加速できる脚筋力の強化に力を注いだ。黒木純総監督は「タフなコースでしっかり走り、確実に力がついている」と評価しており、近藤自身も「自分の限界を超えた走りができるか楽しみ」と意気込んでいる。
東京マラソンでの挑戦と展望
東京マラソンには、2時間3分台の自己記録を持つ海外選手が複数エントリーしており、レベルが高い大会となる。近藤は「どれだけ自分の力を出せるか」をテーマに掲げ、練習の成果を自信に変えて高速レースへ果敢に挑む。このレースでの快走が、2028年ロサンゼルス五輪代表争いへの弾みとなることが期待されている。近藤の限界突破への挑戦は、陸上競技ファンの注目を集めている。



