大迫傑、東京マラソンへ「いい状態でトレーニング」 短い間隔での挑戦に自信
3月1日に開催される東京マラソン(東京新聞など共催)に出場する男女の有力選手が2月27日、東京都内で行われたイベントに参加した。昨年12月に日本記録を更新した大迫傑選手(リーニン)は、「いい状態でトレーニングをできている。ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。
「新しいチャレンジ」に挑む34歳の大迫傑
34歳の大迫選手は、昨年12月7日のバレンシアマラソン(スペイン)を2時間4分55秒で走り、自身3度目の日本記録を打ち立てたばかりだ。今回、約2カ月半という短い間隔で再び42.195キロに臨む理由について、「今までは6〜8カ月が多かった。靴もトレーニングも進化しているし、もうちょっと短いスパンで走れるんじゃないかなと思って」と明かした。
調整は順調そのもので、「体の戻り(回復)もいつもより早かった。結果として、いつもと変わらない調子かな」と語る。気持ちや感覚に頼らず、さまざまな科学的なデータに基づいてトレーニングすることで練習の効率化に成功。重ねた年齢にあらがうように、「なんか毎年、元気になっちゃっている感じ」と笑い飛ばす。
ファンミーティングで鈴木健吾選手と競演
この日はファン向けのトークショーで、今大会での対決が注目される前日本記録保持者の鈴木健吾選手(横浜市陸協)と競演。大迫選手は「状態は悪くないと思うけど、走ってみないと分からない。ちょっとミステリーボックスを開けるような感じかな」と語り、これまでになく短い間隔で挑む当日の走りを楽しみにしている様子だった。
さらに、東京・代々木公園のランニングステーションで自身のコラボしたビールが販売されていることを紹介し、「もしかしたら僕も(レースが)終わった後(飲みに)行くかも」と会場を盛り上げた。
鈴木健吾選手の闘志と細田あい選手のラストラン
前日本記録保持者の鈴木選手は、昨秋のプロ転向後初のマラソンに挑む。「なかなかできないが、最初から攻めて攻めて攻めまくったレースをしてみたい」と闘志を燃やした。
女子では、現役最後のレースとなる細田あい選手(エディオン)が出席。「しっかり出し切って、後半(ペースを)上げるレースをしたい」と決意を示した。昨年12月に右足首とふくらはぎを負傷したが、練習では監督やコーチから「最後だから」と後押しを受けて厳しいメニューに励んできたという。
最後の42.195キロに向け、目標タイムは「心の中にあります」と内に秘め、「純粋に走りを楽しんでいたところから始まっているので、それを忘れずにやりたい」と誓った。



