ラグビーのリーグワンは10日、レギュラーシーズン(RS)の最終節3試合を実施し、神戸が東京ベイとの接戦を24―19で制し、RSで初の1位を獲得した。東京SGは39―22でBR東京を下し、浦安は29―22で相模原に勝利した。上位6チームによるプレーオフの準々決勝では、23日に東京SGとBR東京、24日に東京ベイとBL東京が対戦する。神戸と埼玉は準決勝(30日、31日)から登場し、決勝は6月7日に行われる。
FWの圧力が接戦を制す
「この勝利は自信になる」――試合終了後の記者会見室には、神戸のロッカールームから勝利を祝う大きな歌声が響き渡った。昨季準優勝の東京ベイを破ってのレギュラーシーズン1位。神戸のデイブ・レニー・ヘッドコーチは「選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せた」と選手を称賛した。
日本代表のSO李承信、WTB植田和磨、FB上ノ坊駿介ら若いバックスの攻撃力が目立つ神戸だが、それを下支えする存在がFW陣だ。密集で相手の圧力からボールを守り、攻撃の基盤を築いた。
東京ベイは特に密集でボールを奪おうと積極的に仕掛けてきた。しかし、この日の神戸は、パスを受けるFWとサポートに回るFWの役割分担を明確化。素早く密集に寄り、相手に自由にプレーさせないことを徹底した。
FW具智元は「(球に絡まれるなら)相手ごと倒すくらいの意識だった」と語る。相手の圧力を弱められたからこそ、テンポの速いパス回しで攻められ、計3トライにつなげることができた。
プレーオフへ自信を深める
これで神戸は準決勝からプレーオフに臨むことになった。李は「この勝利は自信になった」と手応えを語る。リーグワン発足後初優勝に向け、一歩前進したと言えるだろう。



