鈴鹿サーキットでF1日本GP開催、来場者数が31万5000人に達し過去最多を記録
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで3月29日に行われた「F1日本グランプリ(GP)」の決勝レースが、満開の桜が舞う中で開催され、大勢の観客で賑わいました。この日だけで約13万人が詰めかけ、3日間にわたる熱戦に幕を下ろしました。
来場者数が2009年以降で初めて30万人を突破
鈴鹿サーキットを運営する「ホンダモビリティランド」によると、3日間の総来場者数は計約31万5000人に達しました。これは、開催地が鈴鹿に戻った2009年以降で初めて30万人を超える数字であり、昨年から5万人弱の増加となりました。同社の斎藤毅社長は「観戦エリアなどの拡充といった取り組みを通じて30万人を超えるお客さまを迎えられ、うれしく思う」とのコメントを発表しています。
世界的なF1人気と円安がインバウンド増加に貢献
日本人の正規ドライバーが不在の中、同社広報は「世界的なF1人気の高まりに加え、円安の影響によるインバウンド(訪日外国人客)の増加もある」と分析しています。この背景から、鈴鹿サーキットは国際的な注目を集めるイベントとしての地位を確固たるものにしました。
三重県がインバウンド誘致に積極的に取り組む
インバウンド誘致の好機と捉え、三重県は開催期間中、コースにプロモーション広告を掲出しました。大小の桜をちりばめたデザインとともに「Visit Mie」と記載し、現地観戦者や国際映像の視聴者を通じて、約8000万人へのPR効果を見込んでいます。この取り組みは、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。
皇室関係者も観戦、鈴鹿サーキットの魅力を称賛
決勝レースには三笠宮家の彬子さまが現地で観戦され、レース前に「世界最高のサーキットとも称される鈴鹿サーキットで今年も開催されることをうれしく思う」とおことばを述べられました。この発言は、鈴鹿サーキットが国際的に高い評価を受けていることを示すものです。
大勢の観客の前に姿を見せ、手を振る各チームのドライバーの様子も、会場の熱気を伝える一幕となりました。鈴鹿サーキットは、今後もF1日本GPの主要開催地として、さらなる発展が期待されています。



