F1日本グランプリ開幕、鈴鹿サーキットに18万5千人の熱狂
F1日本グランプリ(GP)が28日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで予選を実施しました。開幕から2日間の来場者数は18万5千人に達し、前年同期比で3万4千人増加。昨年3日間の総来場者数26万6千人を上回るペースで推移しており、会場周辺は色鮮やかな応援グッズを身に着けた観戦客でごった返しています。
ポールポジションはアントネッリが獲得、メルセデスが圧倒
予選では、前戦中国GPで初優勝を果たした弱冠19歳のメルセデスドライバー、アントネッリが圧巻の走りを見せ、2戦連続のポールポジションを獲得しました。大幅な規則変更で他チームが苦戦する中、僚友のラッセルとともに開幕から圧倒的な速さと安定感を誇っています。アントネッリは「走るごとに進化できた。非常にいいセッションだった」と胸を張りました。
会場は企業ブースや限定グッズで賑わい
鈴鹿サーキットグラウンドスタンド裏の広場には、企業による多彩なブースや公式グッズショップが集結。ホンダがエンジンを供給するアストン・マーチンのショップでは、日本GP限定のユニホームやドライバーのカーナンバー入りキャップが人気を集め、売り切れが続出する盛況ぶりでした。
広島県から会社の同僚と訪れた竹内太陽さん(24)は、F1観戦は今回が初めて。購入したグリーンのユニホームを着て「今日からアストン・マーチンのファンになった。F1に復活したホンダを応援したい」と興奮気味に語りました。
角田裕毅選手が登場、ファンを沸かせる
午後2時すぎには、広場の特設ステージにレーシングチーム「レッドブル」のリザーブドライバー・角田裕毅選手(25)が登場。日本のモータースポーツファンと交流し、会場を沸かせました。
アストン・マーチンは苦戦、アロンソが語る課題
ホンダと組むアストン・マーチンは悔しい最後列からのスタートとなりました。開幕から車体の異常な振動に悩まされており、21番手となったアロンソは「競争力がない状況では満足感は得られない」と語りました。
アロンソは、予選前のフリー走行では正常に走行していたものの、一夜明けて再び振動に見舞われたことを明かし、「根本的な問題が残っている。コース上では忍耐強く待つ必要がある」と強調しました。
このほか、マクラーレンのピアストリが3番手を獲得するなど、予選は各チームが激しい戦いを繰り広げました。会場にはゴジラが描かれたハースの特別カラーリングマシンも登場し、ファンの注目を集めています。



