ばんえい競馬で調教師らを告発、名義貸しで馬出走か
北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬」において、調教師2人と馬主4人が競走馬登録の名義貸しや名義借りに関わっているとして、馬主らでつくる団体の代表が18日、競馬法違反の疑いで道警帯広署に告発状を提出した。告発状によると、調教師2人が他人名義で競走馬を登録・所有することが法律で禁止されているにもかかわらず、馬主4人の名義を借りて馬主登録し、馬を出走させたとしている。
さらに、調教師らが馬主に代わって出走手当と賞金の総額数千万円を不正に受け取った可能性が指摘されている。告発の対象となる馬は、現役で約50頭、引退したものも含めると計約130頭に上るとみられる。
告発の背景
この告発は「ばんえい競馬の未来を考える会」の小森唯永代表が行った。同代表は18日午後、北海道帯広市で記者会見し、疑惑の詳細を説明した。ばんえい競馬は帯広市が主催する独自の競馬で、馬が重いそりを引くレースが特徴。今回の告発は、競馬の公正さを損なう行為として問題視されている。
道警帯広署は告発状を受理し、今後の捜査を進める方針。調教師や馬主らは、競馬法違反の疑いで事情聴取などを受ける可能性がある。この事件は、ばんえい競馬の信頼回復に向けた重要な転機となるか注目される。



